2016年7月18日月曜日

山形県チーム強化合宿

かるたで合宿!?


意外に思う人は多いと思いますが、内容は二日間で1時間半の試合を9回とかなりハードなものになってます。

ということで、16(土)、17(日)の二日間で山形県チームの強化合宿が行われました。

一番有り難いのはやはり東北大生から直々に指導をしていただけることなんですが、痛感したのは高校生同士の対戦ではお互いに刺激を受けることですね。競技かるたでは高校生だけの大会というのは限られてくるし、普段の練習でも自分より小さい子や大人と対戦する場合が多いです。ただ、初心者はそういった人たちに負けても「まだ札覚えてないからしょうがない・・・」となるのが多い感じがしますが、同世代に負けるのは悔しいんでしょうね。有意義な遠征となりました。

午後はなんと羽黒VS米沢商業さんとの団体戦が実現。羽黒だけでチームを組める日がついにきました・・・!なんかちょっと感動(笑)

県代表選手は8月の全国大会にむけて、他のメンバーは全国大会へのサポートと9月の大会にむけて、これからますます頑張っていきましょう!






壮観・・・!!!

2016年7月12日火曜日

「強くなるための方法は考えること」~夏の高校かるた東北大会~

 7月10日(日)に仙台市で「夏の高校かるた東北大会」が行われました。それぞれ県チームごとの対抗戦で、再来週に行われる高校選手権、8月に行われる全国高校総合文化祭の前哨戦となります。
 本校からは山形県の代表として2名が出場してきました。

開会式の様子。皆さん礼儀正しいです。
山形県チームは一回戦、福島県Bチームとあたり1対4で負け。急造チームということもあり、個人ごとの実力差はないものの、相手の雰囲気にのまれたような敗戦でした。
 二回戦は秋田県チームとあたり4対1で勝利。個人としての実力はもちろん、チームとしてのまとまりも徐々に出てきたような感じがしました。

 昼休みを挟んで青森県Aチームとの対戦。相手は優勝候補で、個人ごとの階級では圧倒的に格上であり、正直大差での敗戦も覚悟していましたが、序盤から中盤にかけてはこちらの方が試合を優位に進めることができました。結局1対4で敗れはしたものの、大健闘と言っていい試合内容でした。これぞ団体戦という試合展開で、全体で雰囲気を作り、各個人が力を十分に発揮することができました。
 まさに試合中に成長しているかのようで、「高校生すげーな・・・!」と心から感じさせられました(笑)
 本校から出場した生徒も一人は格上を破り、もう一人も相手のエースを相手に粘りの試合を見せてくれました。今後の更なる成長が楽しみです!

見てるこっちが緊張・・・
見事勝利!本当によくやった!!!
最終戦、宮城県との順位決定戦では1対4で敗れ、多くの収穫と課題が得られた試合となりました。
 これから全国大会まではあと1ヶ月弱。今週末には山形県チーム合同での強化合宿も行われるので、各人が個人の技術、団体で力を発揮できる部分を考えて参加したいところです。

 最後に、講評で宮城県かるた協会の遠藤元名人が仰った言葉がとても印象に残りました。


「強くなるための一番の方法、それは考えることです」


 かるたに限らず、勉強、部活、高校生活、すべてに通じますよね。努力も、練習も、世の中の高校生はみんな一生懸命頑張るのは同じ。限られた時間の中で、他の人と同じ練習であっても何を意識して取り組むか。自分に足りない部分を考えて、そのためにはどんな練習が必要か。強くなるための方法、自分の活かし方は千差万別で、結局は人よりも考えた人が強くなれるんです。

 普段の練習はもちろん大切ですが、試合で得られるものものってやっぱりかけがえがないですね・・・顧問としても勉強になった、とても実りのある大会となりました。


さあ、かるたの夏が始まります。


来年の全国総文祭は宮城。頑張れ1、2年生!中学生も待ってるぞ!!